【PR】当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。広告について

トイレのリフォーム補助金|国・介護保険・自治体の制度と探し方【2026年】

公開日
最終更新日
数字の確認日

書いた人:おうち計算 編集部(個人が運営しています)|編集方針

印の見かた:一次 官公庁・公的機関・メーカー公式 二次 比較サイト・塗装会社(利害あり)

トイレだけの工事で使えるのは、介護保険の住宅改修(要支援・要介護の認定がある人)と、市区町村の制度です。国の「みらいエコ住宅2026事業」は、節水型トイレに1か所31,500円(掃除しやすい機能つきは34,500円)が出ますが、窓などの工事をあわせて行う仕組みで、トイレだけでは申請できません。

木目のテーブルの上に、記入欄のある書類の束と白い電卓、黒いペンケースが置かれている

この記事は、国・介護保険・自治体の3つを、金額と、申請が工事の前か後かで並べました。国の数字は公式サイトの2026年10月8日0時時点、そのほかは2026年10月9日に読んだ公式ページのものです。

どの制度が使える?3つの質問で見分ける

上から順に答えて、最初に「はい」になった制度から確かめてください。

使える制度を見分ける3つの質問 1 家族に要支援・要介護の認定があれば介護保険の住宅改修。2 いいえの場合、築が平成28年以前で窓や断熱の工事もするならみらいエコ住宅2026事業。3 どちらでもなければ、住まいの市区町村の制度を探す。 1 家族に要支援・ 要介護の認定がある? はい → 介護保険の住宅改修 いいえ 2 築が平成28年以前で、 窓や断熱の工事もする? はい → みらいエコ住宅2026 いいえ 3 どちらでもない → 市区町村の制度を探す 対象は市区町村ごとに違う
図 トイレの補助を、3つの質問で見分ける。上から順に答えると、まず探す制度がわかります。制度の条件は本文の表にあります。図は当サイトが作成しました。
  1. 家族に、要支援・要介護の認定がありますか。あれば、介護保険の住宅改修です。トイレだけの工事でも使えます。
  2. 家の築が平成28年(2016年)12月31日以前で、窓や断熱の工事もしますか。するなら、みらいエコ住宅2026事業でトイレの補助が受けられます(窓は、先進的窓リノベ事業の予算が残る間は、そちらで申請します)。
  3. どちらでもない。住まいの市区町村に、トイレの洋式化や節水型への交換の補助があるかを探します。国の2つと並べて、自治体の制度も調べておくと見落としません。

3つの制度を比べると、金額と対象はどう違う?

国の補助はトイレ1か所で3万円台、介護保険は最大18万円、自治体は市区町村ごとに違い、この記事の例では数万円から30万円までと幅があります。金額は、次の表の公式ページの値です。

表は左右にスクロールできます →

制度金額対象申請
一次
みらいエコ住宅2026事業(国土交通省ほか)
節水型トイレ 1か所 31,500円(掃除しやすい機能つきは 34,500円) 平成28年12月31日以前に新築された住宅。窓などの工事(要件化工事)をあわせて行う。トイレだけでは不可。 登録事業者が、工事の完了後に申請
一次
介護保険の住宅改修(厚生労働省)
工事費の限度 20万円、その9割で最大 18万円 要支援・要介護の認定がある人。洋式便器への取替え、手すり、段差解消など。 工事の前に、市区町村へ事前申請
一次
自治体の制度(例:足立区・荒川区)
足立区の和式→洋式 上限8万円(工事費の20%まで)/荒川区の節水トイレ 上限5万円 市区町村ごとに違う。区内の業者に限る例や、足立区のように世帯に65歳以上・要介護認定の人がいない場合に限る例がある。 前か後かも、市区町村ごとに違う

負担割合が2割・3割の人の介護保険は、給付が9割より少なくなります(下の表)。みらいエコは、予算に達した時点で終わります。

申請の順番は、制度ごとに逆になる

同じトイレ工事でも、先に市へ申請する制度と、工事が終わってから申請する制度があります。契約や着工の前に、使いたい制度の順番を確かめてください。

表は左右にスクロールできます →

制度順番
介護保険の住宅改修ケアマネジャーなどに相談 → 見積もり → 市区町村へ事前申請(理由書・見積書・図面・改修前の写真) → 工事 → 事後申請(領収書・工事費の内訳・改修後の写真) → 支給
足立区の住宅改良助成申請 → 内定通知 → 契約・着工。内定通知の前に契約・着工すると、対象外
荒川区の節水トイレ助成購入・設置 → 支払い → 設置後に申請(設置完了日から1年以内)
みらいエコ住宅2026事業登録事業者と契約 → 着手 → (予約:着工後に、工事前の写真などを出して予算を先に確保) → 工事の完了後に、事業者が申請

出どころは、厚生労働省と志木市の手引き(介護保険)、足立区と荒川区の公式ページ、みらいエコ住宅2026事業の公式サイトです(下の「出典」)。

みらいエコ住宅2026事業で、トイレはいくら出る?

節水型トイレは1か所31,500円、掃除しやすい機能つきは34,500円です。トイレが複数ある家は、別々の室に設置した台数分を申請できます(公式のよくある質問)。補助の対象は、事務局に登録された型番だけで、公式サイトの対象製品の検索で確かめられます。

  • 節水型トイレ(1か所)31,500円〜34,500円掃除しやすい機能つきが34,500円
  • リフォームの予算と申請額300億円・9%2026年10月8日0時時点
  • 交付申請の期限遅くとも12月31日予算に達した場合は、その時点まで
  • 交付申請の予約遅くとも11月16日予算を先に確保する手続き

トイレだけでは申請できない理由

この事業は、窓や断熱などの工事(公式の言葉で「要件化工事」)を居室で行い、そのうえで他の工事の補助が足される仕組みです。居室は、居間・寝室・子供部屋・台所・書斎などで、トイレ・浴室・洗面室・廊下・納戸・玄関ホールは居室ではありません(公式ページの説明)。そのため、トイレ自身を要件化工事の部屋にはできません。

節水型の基準は、JIS A5207の大便器の「節水Ⅱ形」または「Ⅱ形」と同等以上です。「掃除しやすい」は、総高さ700mm以下、背面キャビネットで洗浄タンクを内包、便器ボウル内の除菌機能(第三者機関の試験で99%以上)のいずれかです。

申請の下限額と、窓リノベとの順番

みらいエコ住宅2026事業の1回の申請は、補助額の合計が5万円以上であることが条件です。先進的窓リノベ2026事業(給湯省エネ2026事業でも同じ)で交付決定を受けている場合は、下限が2万円以上になります。他事業の補助額は、この合計には含められません。

窓リノベの要件を満たす窓は、窓リノベに申請します。窓リノベの予算が残る間、その窓はみらいエコでは補助を受けられません(予算の上限に達したあとは、みらいエコの対象)。窓リノベで交付決定を受けていれば、トイレ1か所の31,500円だけで下限の2万円を超えます。

窓リノベの交付決定がない場合は、トイレに同じ事業の手すり(7,200円)と段差解消(8,400円)を足します。掃除しやすい機能つきなら34,500+7,200+8,400=50,100円で5万円に届き、それ以外は31,500+7,200+8,400=47,100円で届きません。手すりと段差解消は、箇所数によらず1戸ごとの定額です。

計算の例:窓とトイレを一緒に

  • 前提:平成28年12月31日以前に新築の戸建。リビングの窓に内窓1か所(大サイズ=2.8㎡以上4.0㎡未満、性能S)。トイレは掃除機能なしの節水型1か所。
  • 補助:窓リノベの内窓(戸建・大・S)52,000円+みらいエコのトイレ31,500円=83,500円。性能Pの内窓なら、89,000+31,500=120,500円。
  • 申請:窓は窓リノベ、トイレはみらいエコ。窓リノベの交付決定があるので、みらいエコの下限は2万円です。
  • 費用の目安:トイレ一式の工事は、TOTOの事例で15万〜24万円です(下の表)。

窓は、要件化工事をする居室の外に面するすべての開口部を改修する決まりです。トイレの補助のために窓を替えるというより、窓の工事を考えている家に、トイレの分が足される形です。

お金の受け取り方と、対象にならない工事

  • 申請は登録事業者だけ。登録のない事業者との契約は、補助の対象外です。契約の前に、公式サイトの検索で確かめられます。
  • 受け取り:事業者が受け取り、契約代金に充てるか、現金で支払います。現金は、交付から遅くとも2か月以内です。
  • 対象外:自分で設備を買って取り付けだけ頼む工事(施主支給)、中古品、リース。
  • 写真:工事前の写真を撮り忘れると、交付を受けられません。書類は、納品書の写しと、工事前後の写真です。
  • 併用:同じ工事に、国の別の補助は使えません。国のお金が入っている自治体の制度とも併用できず、国のお金が入っていない自治体の補助とは併用できます。

介護保険の住宅改修は、トイレだけでも使える

要支援・要介護の認定がある人は、工事費の限度20万円のうち9割(最大18万円)が給付されます。限度は原則ひとり生涯で20万円で、要支援・要介護の区分によって変わりません。要介護度が3段階以上重くなったとき、転居したときは、もう一度20万円になります。

表は左右にスクロールできます →

自己負担の割合給付自己負担
1割負担18万円2万円
2割負担16万円4万円
3割負担14万円6万円

工事費が限度の20万円いっぱいの場合です(志木市の手引き)。20万円の範囲なら、何回かに分けて申請することもできます。

対象の工事は6種類で、トイレに関わるのは、洋式便器等への便器の取替え、手すりの取り付け、段差の解消、床材の変更、引き戸などへの扉の取替えです(厚生労働省)。

対象になるもの・ならないもの

表は左右にスクロールできます →

対象になる対象にならない
和式から洋式への取替え(暖房便座・洗浄機能つきの洋式便器への取替えも含む)。便器のかさ上げ(座高を高くする工事)。 すでに洋式の便座を、洗浄機能つきに替えるだけの工事(機能が目的)。非水洗から水洗に替える工事の、水洗化の部分。老朽化や故障を理由にした改修。

洋式化の範囲は福生市・大分市、老朽化や故障が理由の改修が対象外であることは志木市の手引きによります。置くだけの補高便座は、福祉用具購入の扱いです。支給の判断は市区町村が行い、同じ工事でも市によって扱いが違うことがあります。

計算の例

工事費が限度の20万円に満たないときは、かかった額の9割(1割負担の場合)が給付されます。たとえば工事費が10万円なら、給付は9万円、自己負担は1万円です(10万円は計算のための例の数字)。

償還払い(いったん全額を支払い、あとから戻る形)が原則です。市区町村が受領委任払いを使える場合は、窓口の支払いが自己負担分だけになります。こちらも着工前の承認が要ります。

自分の市区町村の補助を探す

自治体の制度は、金額も条件も市区町村ごとに違います。探す手順は、次のとおりです。

  1. 検索サイトを開く。住宅リフォーム推進協議会の「地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト」で、都道府県から市区町村を選びます(登録は8,227件。www.j-reform.com/reform-support/(外部サイト))。
  2. 分類を選ぶ。トイレの洋式化はバリアフリー化、節水型への交換は省エネルギー化の分類から探します。
  3. 市区町村の担当課のページを読む。検索サイトに最新の内容が出ていないことがあるため、最後は市区町村のページで確かめます。
  4. 担当課に聞く。対象の工事、金額と上限、申請が工事の前か後か、業者の条件(区内の業者に限る例があります)、予算の残りと受付期間、国の補助との併用です。

自治体の例

金額も条件も市区町村で違うことが、次の3件でわかります。

表は左右にスクロールできます →

自治体内容ページの日付リンク
一次
足立区(東京都)
住宅改良助成
工事費(税抜)の20%、上限30万円、工事の種類ごとの上限のうち、いちばん低い額。和式→洋式 8万円/箇所(据え置き型は2万円)、手すり3,000円/m、段差解消(浴室以外)3万円/箇所。世帯に65歳以上または要支援・要介護認定の人がいると、和式→洋式・手すり・段差解消は使えず、高齢者住宅改修・介護保険の案内になる。内定通知の前の契約・着工は対象外。区内の業者に限る。予算に達したら終了。 2026-05-15更新 www.city.adachi.tokyo.jp/…/kairyojose.html(外部サイト)
一次
荒川区(東京都)
エコ助成・節水トイレ
本体費用(税抜)の1/2。個人は、区内の業者から購入で上限5万円、区外の業者は3万円。改修のみ対象。設置後に申請(設置完了日から1年以内。受付は2026-05-01〜2027-02-26)。令和8年度をもって終了する予定、と書かれている。 2026-10-08更新 www.city.arakawa.tokyo.jp/…/ekojyosei.html(外部サイト)
一次
福岡市
住宅改造助成(高齢者)
65歳以上で要支援1・2/要介護1〜5。上限30万円に、所得段階ごとの助成率(第1段階A 100%、第1段階B・第2〜3段階 90%、第4・5段階 60%、第6・7段階 35%、第8段階 10%。第9段階以上は対象外)。介護保険の対象工事は原則この助成の対象外(対象になる場合は10万円が限度)。トイレは温水洗浄便座の設置が「排泄処理が不可能な場合のみ」対象。着工前に、区の保健福祉センターか住宅改造相談センターへ。原則1世帯1回。 2024-04-01更新 www.city.fukuoka.lg.jp/…/4-010301.html(外部サイト)

トイレ工事の費用の目安

便器一式の交換は、15万〜24万円が目安です。補助の3万円台は、その1〜2割ほどにあたります(31,500÷240,000=13%、34,500÷150,000=23%。当サイトの計算)。TOTOが、全国のリモデルクラブ店の施工事例から算出した金額です(税込、2025年9月時点)。

表は左右にスクロールできます →

工事の内容費用の目安作業の時間
ウォシュレット交換のみ(ベーシックモデル)7万〜11万円0.5〜2時間
便器一式の交換(ピュアレストQR+ウォシュレットSS)15万〜24万円1〜4時間
壁・床・天井も交換22万〜36万円1〜3日
タンクレス+空間の交換33万〜50万円1〜2日

TOTOは、トイレのリフォームの7割以上が60万円未満、と書いています。

税の控除(バリアフリー改修)

バリアフリー改修の所得税の特例控除は、補助金等を引いた「標準的な工事費用相当額」が50万円を超えることが条件です。申請できる人は、50歳以上、要介護・要支援の認定を受けている人、障害のある人、65歳以上の親族と同居している人のいずれかです。国土交通省の告示の単価で、和式→洋式の取替えは359,700円/箇所、手すり(150cm未満)は32,800円/箇所です。合わせて392,500円で、50万円に届きません。トイレまわりだけでは対象にならず、ほかの工事を足して50万円を超えたときに使えます(当サイトの計算)。

よくある質問

トイレの交換だけで、国の補助金は使えますか?
結論

国のみらいエコ住宅2026事業は、トイレの工事だけでは申請できません。窓などの工事を居室で行い、そのうえで他の工事が足し算される仕組みで、トイレは居室ではないためです。トイレだけで使えるのは、要支援・要介護の認定がある人の介護保険の住宅改修と、市区町村の制度です。

ウォシュレット(洗浄便座)だけの交換は、補助の対象になりますか?
結論

みらいエコ住宅2026事業の節水型トイレの基準は便器についてのもので、便座だけの項目はありません。介護保険は、すでに洋式の便座を洗浄機能つきに替えるだけの工事(機能が目的)を、対象外としている市の手引きがあります。市区町村の制度は、市区町村ごとに確かめます。

補助金はいつ、どうやって受け取れますか?
結論

制度ごとに違います。みらいエコ住宅2026事業は、登録事業者が受け取り、契約代金に充てるか、現金で支払います(現金は交付から遅くとも2か月以内)。介護保険は、原則としていったん全額を支払い、あとから9割(所得により8割・7割)が戻ります。荒川区の節水トイレ助成は、設置後に申請します。

見積もりを複数の会社で比べたいとき

補助の対象になる工事かどうかは、見積もりの段階で業者に聞くと早く分かります。みらいエコ住宅2026事業は、登録のない事業者と契約すると対象外です。複数の会社に同じ条件で見積もりを頼むと、金額も、補助の説明の仕方も比べられます。一括見積もりサービスは、そのための手段の1つです。

以下の紹介リンクは、申し込みなどで当サイトが報酬を受け取る広告です。

出典

国の数字は、公式サイトの2026年10月8日0時時点のものです。そのほかは、2026年10月9日に読みました。印の「一次」は、官公庁・公的機関・メーカー公式です。

一次

当サイトの計算

  • 5万円の下限:34,500+7,200+8,400=50,100、31,500+7,200+8,400=47,100
  • 窓とトイレ:52,000+31,500=83,500、89,000+31,500=120,500
  • 介護保険の例:100,000×0.9=90,000、100,000−90,000=10,000
  • 補助の割合:31,500÷240,000=13%、34,500÷150,000=23%
  • 税:359,700+32,800=392,500

確認できなかったこと

  • みらいエコ住宅2026事業と介護保険を同じ工事で併用できるか。窓リノベで交付決定を受けた窓が、みらいエコの要件化工事に数えられるか。どちらも公式ページに明記がありません。

この記事について

書いたのは「おうち計算 編集部」です。制度の内容は変わります。最終更新日は2026年10月9日です。くわしくは運営者情報と広告についてを見てください。

更新・訂正の履歴

  •  公開